豊かな創造力を育み、
静岡県演鑑連
人間性を豊かにする演劇を
多くの市民が享受できるよう活動し、
創造団体と共に
日本演劇の民主的発展を目指します。
新劇運動の長い歴史のなかで育まれた名作や、卓越した演技力を持つ名優たちの優れた舞台を例会に迎え、演劇の醍醐味を心ゆくまで堪能することは鑑賞運動が追求すべき第一義的な課題です。 しかし、同時に新劇運動が本来的に志向するアクチュアルな作品や、地味だけれども本当に人の心を打ち、社会の発展と人間の真実に触れるような珠玉作品を発見し、掘り起こすことは、民主的演劇鑑賞運動にとっていっそう重要なテーマです。
日本の新劇運動は演劇の進歩性と創造の自由を擁護するため、利潤追求第一主義の商業演劇に対するアンチテーゼとして出発し、誰からの制約にも屈せず、あらゆる圧迫や困難と闘いながら一貫して反戦、平和の思想性を貫いてきました。新劇運動の持つこうした進歩的伝統と民主主義志向の脈絡は、現在の演劇鑑賞運動にも正しく継承されなければなりません。
理念を実現させるための 3つの実践課題
・「観てよかった」といえる企画づくりを確立する。
・ブロックの連帯を深め、「統一した例会企画作り」を実現する。
・財政問題を研究し、「上演料算定方法を確立」する。